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気分屋で出不精な里親×顔デカラブの気まぐれな日記


by realmadeleine
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治療詳細

妻の知人から紹介されたクリニックを受診することになったんだけど、先生と私の都合が合わず、受診がずいぶん遅れてしまった。
その間、アンリの状況は多少変化があって、排便に血液が混じるようになっていた。
肥満細胞腫の消化器症状だろうか?潰瘍ができて、そこから出血するのか?
ただし、アンリの下血は鮮血だから、肛門に近い部分からの出血。
何度か嘔吐もしている。
これらの症状は肥満細胞腫の症状にも当てはまり、症状が進行しているのかと心配になる。

今日は朝一番の予約で9時からの受診。
先生はとても優しい方で、じっくりとアンリを診てくれた。
腫瘤の所はこっちがヒヤヒヤするくらい刺激を加えてくれている。
肥満細胞が散って症状が出なきゃいいんだけど...そんな心配をよそにぐりぐりやってる。

そして腫脹してきた腫瘤を診て、「これは肥満細胞腫じゃないですよ。おそらく疥癬による炎症でしょう。」とのこと。望んでいた悪性腫瘍以外の診断結果。

ステロイド局所注射という予定を変更、イベルメクチン(疥癬に効果のある抗生剤)の内服、外用薬塗布に。ただし、イベルメクチンは肝臓、神経への作用があるため前処置が必要だとのこと。強ミノ(肝庇護剤)の静注、ポララミン(抗ヒスタミン剤)の皮下注を行い、イベルメクチンを経口与薬する。与薬後、約1時間に渡って経過を観察する。途中、アンリの瞳孔が散瞳している。先生の説明通りだ。こんなとき、犬は視界のバランスが悪くなるそうだ。
イベルメクチン外用薬を塗布、一通り内服薬、外用薬、注射薬の扱い方の説明を受ける。
そして、今回、最も期待していた治療の核となるスピルニナについての説明も受ける。

途中でスピルニナ使用中のゴル、ココちゃんが受診に来た。
毛並みがとにかくいい。ふわふわした毛のさわり心地がなんとも。
唇、鼻、粘膜の部分がとってもキレイ。
ココちゃんはアルコールの問題を抱える最初の飼い主からひどい虐待を受けていて、身体も精神的にもひどい状態だったらしいけどそんなこと微塵も感じさせない。
今の飼い主さんは最初ラブを飼っていたんだけど、増水後の川沿いを散歩させていて、撒かれた薬品で中毒を起こし亡くなってしまった。その後ココちゃんを一時預かることになって、やがて譲り受ける形になって現在に至ったという。
最初は多めに便が出て、びっくりするだろう、次第にどんどん健康になっていく...そんな説明だった。

刺激を加えた後の患部。赤く腫れている。
治療詳細_d0109728_2413959.jpg


以上、ぼーっとした頭で書き込んでます。
寝ます...
by realmadeleine | 2007-04-28 02:48 | Henryの生活